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『龍城恋歌』 [中国映画]



 『龍城正月  Dragon Town Story』 (1996・中国
 ■監督:ヤン・フォンリャン
 ■撮影:ザオ・フェイ
 ■音楽:チャオ・チーピン
 ■キャスト:ウー・チェンリン ユウ・ヨン ホアン・チョンチャウ リン・ウェイ




製作総指揮はチャン・イーモウ氏。
彼の作品は好きなので、これも見てみました。
近年の『HERO』やら『Lovers』はイマイチだったのですが、これは中々面白かったです。

チャン・イーモウ氏にしては珍しく(まぁ監督は違いますけれど)、もちろんそんな底抜けに明るくはもちろんないけれどハッピーエンドでした。

端的に言って、これは復讐の物語です。「復讐に一生を捧げる」って感覚が平和ボケしている僕としてはよく分からないのですが、どうなんだろう。まぁこればっかりは実際にそういう状況に立たないと分からないことですね。もっとも人間だし、対話を選びたいところですが。

『龍城恋歌』 公式ページ

【勝手に採点:★★★★★★☆☆☆☆】


『青の稲妻』 [中国映画]



 『任逍遥 Unknown Pleasure
 (2002・中国フランス韓国,日本)
 ■監督:ジャ・ジャンクー
 ■撮影:ユー・リクウァイ
 ■音楽:不明
 ■キャスト:チャオ・タオ チャオ・ウェイウェイ ウー・チョン リー・チュウビン





さて、『世界』に続いてジャジャンクー氏です。
これまた、青春をリアルに描写した映画、『青の稲妻』。

さっそくですが、邦題がやや意図不明でした。
英題の方が良かったんじゃないな「退屈な日常」、とか(我ながらセンスないなぁ(笑))。

これを見てみて、ジャジャンクー氏は、本当にリアルな日常を描くのが巧いことを改めて実感。中国の地方都市、大同を舞台に青春時代特有の虚無感みたいなものを描いた作品なのですが、とにかく淡々と捉えております。

この映画の印象に残っているのは、とにかくタバコを吸うシーンが多いこと。もうやたらめったら吸っております(笑)。いくら中国人がタバコ大好きだからって、演出過多では?って最初は思ったのですが、後になってこの地方都市ではタバコを吸うくらいしかやることがないんだな、ということに気づきました。それにしても荒廃とタバコはよく似合う。

いろいろな意味で、空っぽの映画です。青春時代の心の穴を思い出しました。

主役のウーリョンは、噂によると「中国のジャン=ピエール・レオ」などと呼ばれているそうですが、ジャン=ピエール・レオ好きの僕としては、そこまではいってないなと一人抗議するのであります。いい演技はしてましたけどね。

『青の稲妻』 公式ページ

【勝手に採点:★★★★★★★★☆☆】


『LOVERS』 [中国映画]



 『LOVERS』 (2004・・中国
 ■監督:チャン・イーモウ
 ■撮影:チャオ・シャオティン
 ■音楽:梅林茂
 ■キャスト:金城武 チャン・ツィイー アンディ・ラウ






さて『LOVERS』。『HERO』で味をしめたのか何なのかは謎ですが、今度の舞台は唐の時代。『HERO』が思想や平和みたいなものを言わんとしているのならば、この映画では「愛」を中心に据えて描いています。

僕個人としては、映画に愛を求めていないので(ひねくれてるのかな(笑))、あまり期待をせずに映像や音楽に着目点をおきながら見てみました。

あくまで個人的に受けた感想はと言うと…、やっぱり今いちでした(笑)。やはりアクションものはあまり好きではないので(この作品を「恋愛もの」、「歴史もの」とカテゴライズしても何だか…ですよね)、楽しめませんでした。スローモーションとか要らないし、最後のシーンとかも読めるし。まぁアクションシーンって見てて面白いんですけどね。他の作品と比べるとあまり良くない。

まぁ感想を総括すると、チャンツィーがきれいでした、になるかなぁ。そんなに好きでもないんだけれど、やっぱりかわいいよなぁ。って誰に弁明してるんだろうなぁ。

【勝手に採点:★★★★☆☆☆☆☆☆】


『世界』 [中国映画]



 『世界 THE WORLD』 (2004・中国フランス,日本)
 ■監督:ジャ・ジャンクー
 ■撮影:ユー・リクウァイ
 ■音楽:リン・チャン
 ■キャスト:チャオ・タオ チェン・タイシェン ワン・ホンウェイ




この間映画館で久しぶりにみた映画
タイトルシンプルで含蓄のある『世界』。

この映画は、北京郊外に実在する「世界公園」を中心に描かれています。世界公園とは、東武ワールドスクエアみたいなものでしょうか。広大な敷地にエッフェル塔やタージマハル・ピラミッドなどのミニチュアが再現されている、アミューズメントパークです。いわば小世界ですね。現在北京は、2008年のオリンピック開催に向けて急成長の真っ只中にいるので、その一環として建造されたのでしょう。

公園内ならパスポートも持たずに何処にでも行けるけれど、それは当然疑似体験でしかない。そんなことは分かっているけれど、実際に外国に行くことは出来ない普通の若者。映画の中で、ある若者が遥か上空を飛んでいる飛行機を見て、ぽつりとこう漏らすシーンがあります。「あの中には一体どんな人が乗っているんだろう…。」と。そのセリフが、タオの閉塞感を見事に象徴しています。現代中国特有の閉塞感みたいなものを。

映像や音楽、ダンスのシーンもきれいで楽しめます。でも何と言ってもこの映画で特筆すべきところはリアリティーですね。タオさんの周りの「世界」が本当によく描けています。結局個人個人の周りの世界っていうのは、大きな違いはないんですよね。未来に不安を感じたり、周りが幸せそうだとちょっと羨んだり、嫌なことがあると失望したり、嬉しいことがあったら笑ったり。そういう日常がよく描写されていたと思います。

『世界』 公式ページ

【勝手に採点:★★★★★★★★★★】


『プラットホーム』 [中国映画]



 『站台 Platform』 (2000・香港,日本,フランス
 ■監督:ジャ・ジャンクー
 ■撮影:ユー・リクウァイ
 ■音楽:半野善弘
 ■キャスト:ワン・ホンウェイ チャオ・タオ リャン・チントン ヤン・ティェンイー




やっぱりこういう映画撮らせたら本当に巧いなぁ~。
ということでジャジャンクー氏の作品、『プラットホーム』。

舞台は80年代の中国の地方都市。少し前にあの悪名高き文革が終わって、開放政策なんかを打ち出して新しく生まれ変わろうとしている中国。その中で普通に生きる人たちを描いた作品です。

「70年代」という駅から「90年代」という駅までの通過点である、「80年代」というプラットホーム。世代ごとに価値観のズレなんかも生じるようになってきて、そこに生きる様子がありありと描かれております。

息遣いまで分かる聞こえてくるような、描写力は圧巻。

『プラットホーム』 公式ページ

【勝手に採点:★★★★★★★★☆☆】


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